ビクトリア州はオーストラリア第二の都市で州都のメルボルンを有するオーストラリアでは2番目に人口の多い州です。ただし、総面積237,629㎢は日本の本州と同等の面積ながら人口はわずか580万人程度と少なく、自然が多く残り、広大な土地が広がる、温帯性で四季がはっきりしている州です。
ビクトリア州の広大な土地には無数の河川やダム湖、ため池が存在し、広いエリアにまたがり天然うなぎが生息しております。オーストラリアでは元々うなぎを食する習慣が無いため漁獲量は非常に少なく、今でも資源が豊富であることも特徴です。このような状況の中、オーストラリア政府の環境管理下の元、生態系への影響を最小限に抑えながら時期やタイミングを調整し、漁場を定期的に変更するなど、将来も安定的な漁獲を確保出来るよう、継続可能な漁業に取り組んでおります。
水揚げされた天然うなぎは一度パージング(活かし込み)を行い出荷前のストレス軽減と品質やサイズ選別を行います。このパージング工程から選別、パッキング、出荷作業は全てSOUTHERN EELS AUSTRALIA社が一貫して行います。
天然うなぎは養殖うなぎと異なり、サイズも大型でしっかりとした肉質が特徴です。オーストラリアの大自然の中、すくすくと育ったオーストラリア産天然うなぎの味は格別です。
また、供給時期について、天然うなぎ春から秋にかけて活発に動きますが、冬場は冬眠するため、この時期の水揚げは極端に減少します。南半球のオーストラリアでは日本と季節が真逆であるため日本の冬場に天然うなぎが獲れない時期にオーストラリアから美味しい天然うなぎが供給できるという強みがあります。
肉厚で脂分が多く、やわらかいのが特徴のオーストラリア産天然うなぎです。国産品同様、蒲焼き・白焼きなどに最適のほか、和洋折衷どんなお料理にでもご利用できます。